いけばな×映画、アートが融合する
時空間ミュージアム
いけばな×映画、アートが融合する
時空間ミュージアム
「Moments of Life」は、MIRRORLIAR FILMS Season2の9つの「映画」をモチーフに、
監督と華道家の対話により創作される「いけばな」を、
「いけばな」、「映画」のデータから構成したデジタル映像空間で表現する、
いけばな×映画×テクノロジーの「時間芸術、空間芸術、複合アートミュージアム」です。
背景とストーリーその両方が「映画」、「いけばな」どちらにも存在します。
それぞれの作品のその先にある背景、ストーリーを「情景」としてとらえ、デジタル表現によるイマーシブな映像空間を構築し表現します。
「映画」「いけばな」「デジタルなる情景」3つの異なるアートが1つの空間で展開されます。
「いけばな」がいけられていく様子をデジタルセンサーで取得し、空間全体に広がるイマーシブな映像を構成する要素として展開します。
9つの作品に合わせて展開される「デジタルなる情景」は作品1つ1つのデータをエッセンスとして、様々な風景を展開します。
短編映画が連なることで、1つの劇場作品となる「MIRRORLIAR FILMS」のように9つの作品の「時間」が連続して、展開することでミュージアム全体が1つの作品として機能します。
おそらく誰もが経験したことがあるだろう店との出会いと別れを通して、人が生きるということの凄まじさに触れました。交錯するさまざまな思いと日々を感じながら、それでも生きようとする、佐藤浩市氏 演じる主人公 川上次郎の意志が際立ち心に響きます。長尺はまるで人生の時間経過のようにも感じます。人が一日一日を生き抜くしなやかさを新紅のへレコニアに託します。
美しい映像とともに、心の明暗がそのまま映像に映し出され印象的でした。傷つき、もがく中で、他者や自分を傷つけてしまう仕方なさに心揺さぶられました。
共鳴し合い辿り着いた先に「険しくも、ほのかに煌(きら)めく未来」を見る親子。異なる素材(植物・加工・異質)の出会いと可能性を活かし、それぞれの「静かな決意」をいけてみました。
花を生ける時「美」に焦点を当てて生けます。しかし人の感情は美しいだけでなく、時に孤独で堪え難いものです。そしてその感情を受け止めてくれる縁を求めます。そんな人の弱い部分を表現しました。
寒がる妻を寒色系の花材、暑がる夫を暖色系の花材で表現した。2人の適度な距離感、絶妙なバランスを花器で構築した。緑や白の花材を配して、2人の調和を示した。
歳をとってもいつまでも心は明るく楽しく。
人生は一度だけ。
人生において毎日が美しい日でありますように。
白い庭での遊戯の記録。
人と人の関わりで生まれる悦びの美を表現。白には無垢、白地、広がりの意味を込めた。
偶然がもたらす大切なもの。
ヒカリ・イロ・オト・ハナ・ヒト・イノチ…
コタエハエイガノナカニアル
家族との別れを乗り越え前進する現実世界と、幸せで温かいまま時の止まった理想世界。2つの世界と、その選択を迫られる少女を、格式と感性の調和体である立花新風体で表現する。
持って帰れる石と、いけばな
(あるいは循環する“祈り”の展示)
今一番、華道界から熱い眼差しを集める“池坊専宗”を“ミラーライアーフィルムズ”が招いた、いけばなの特別展示です。
声がけによる参加者によって集められ、展示されている石≒思いは、誰でも自由に持って帰ることができます。
プロジェクトのテーマ“生と死、変化”を花に向き合い解釈したインスタレーションをご体験ください。
開催日程:2022年 3月2日(水)~3月6日(日)
開催場所:ジェイアール京都伊勢丹 7階(無料公開)
アクセス
Member:
クリエイティブディレクター:岡本 丈嗣(Facebookは、やってます)
アートディレクター:ニュードリフ https://newdriph.com/
制作:株式会社 and pictures
監修:株式会社マノサリー https://manosari.jp/
華道家、写真家。華道家元「池坊」の家に生まれる。信条は「光を感じ草木の命をまなざすこと」
オフィシャルサイト
池坊の歴史は、いけばなの歴史そのものです。
西暦578年、聖徳太子が創建した六角堂(京都)。
池坊は六角堂の住職を代々務め、仏前供花から鑑賞する花「いけばな」へと発展させました。
池坊華道が大切にしているのは「いのち」です。
命とは移ろいゆく儚さ。その中に人は美を見出します。
草木の命と向き合い、その出生と向かい合う。その草木の中にある一瞬の命の輝きを華道家は捉えるのです。
本展では、9 組の華道家が、9つの映画をモチーフにした9つのいけばな作品を展示します。
「映画×いけばな」、そこにデジタルアートが重なったとき、一体どのような化学反応が起こるのでしょうか。
歴史上の文献に記された「花をいけた記録」から560年の今年、池坊は新たな美の表現に挑みます。
池坊公式サイト新たな価値を 「複合性」で社会実装する
テクノロジカル・ クリエイティブファーム
THINK AND SENSEは
多様化していく社会において
テクノロジーをベースとした複合的なアプローチで
枠組みの構築からソリューションの開発まで行い、社会実装を試みる
株式会社ティーアンドエスのテクノロジカル・クリエイティブファームです。
《MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)》はクリエイターの発掘・育成を目的に、映画製作のきっかけや魅力を届けるために生まれた短編映画制作プロジェクトです。年齢や性別、職業やジャンルに関係なく、メジャーとインディーズが融合した、自由で新しい映画製作に挑戦します。
“変化”をテーマとした36名の監督による短編映画を4シーズンに渡りオムニバス形式で公開。初監督多数、俳優、漫画家、ミュージシャンらが参加し、一般公募枠の12作品は、419作品の応募から選抜されました。映画祭の開催ほか、多様な作品を多様な形で国内外に届けていきます。
監督:Azumi Hasegawa/阿部進之介/安藤政信/井樫彩/池田エライザ/枝優花/GAZEBO/紀里谷和明/Ken Shinozaki/駒谷揚/齊藤工/志尊淳/柴咲コウ/柴田有麿/武正晴/西遼太郎/野﨑浩貴/花田陵/林隆行/針生悠伺/福永壮志/藤井道人/藤原知之/真壁勇樹/松居大悟/三島有紀子/水川あさみ/三吉彩花/村岡哲至/村上リ子/ムロツヨシ/山下敦弘/山田佳奈/山田孝之/李闘士男/渡辺大知 (五十音順)
地域と連携した制作支援や、地域の特色・伝統文化を生かした上映会、地域の魅力の発見・発信に繋がる制作ワークショップに積極的に取り組み、だれでも参加できる参加型プロジェクトを目指します。
MIRRORLIAR FILMS 公式サイト館内はマスク着用をお願いいたします。
入場に際しまして手指の消毒、検温にご協力ください。また館内では人と人の間隔の確保をお願いいたします。
37.5℃以上の発熱・せき等の症状がある方、新型コロナウイルス感染症陽性とされた方や、
過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国等への渡航、
当該在住者との濃厚接触がある場合は、入場できません。
入場者が一定数を超えた場合には、入場制限を行うことがあります。
Writer/director/producer based in Brooklyn.
https://www.azumihasegawa.com/
Azumi Hasegawa監督作品 『Denture Adventure』
出演者:Joyce Keokham、Min-wen Huang、Sean Shannon、Sid Ross
ニューヨーク在住のAzumi Hasegawa監督が、誰もがもつ“変身願望”をポップに描くファンタジー。夫を亡くし孤独な日々を送るミセス・ワン。ある日、ビーチで不思議な金歯に魅せられたワンは自分の歯にはめてみる。すると翌朝、彼女は25歳に若返っていた!
俳優、MIRRORLIAR FILMS PROJECTプロデューサー
https://www.instagram.com/shinnosuke.abe/
阿部進之介監督作品『point』
出演者:サンディー海、中本賢、内田朝陽
日本を旅する外国人青年"ジョシュア"。車に乗った老年の男"山岸"。2人は、それぞれの目的地を目指していた。言葉が通じない2人が出逢った時、心が動き出す。年齢や国籍の垣根を超え、言葉がなくても通じ合えることの大切さを問う。年齢や国籍を越えた交流を描くロードムービー。
KIRIYA PICTURES代表、映画監督。
KIRIYA PICTURES https://www.kiriya.com/
紀里谷和明監督作品『The Little Star』
出演者:山田孝之、松本まりか、高橋努、武田梨奈
電車の中、パンダの着ぐるみを着た血まみれの男。悲しみ、後悔、怒り、贖罪の感情が複雑に絡み合う主人公を山田孝之、その妻を松本まりかが演じる。
映像ディレクター
https://www.instagram.com/yohkomaya/
駒谷揚監督作品『King & Queen』
出演者:駒谷由香里、駒谷友子、駒谷秀一、駒谷海
2020年のステイホーム期間中に家族総動員で撮りあげた初期衝動あふれる作品。夫の殺害を企む妻。殺害方法に悩む彼女の元に、とんでもないニュースが飛び込んでくる。世界各地でゾンビが大量発生したというのだ!
俳優
https://www.instagram.com/jun_shison0305/
志尊淳監督作品『愛を、撒き散らせ』
出演者:板谷由夏
若手実力派俳優・志尊淳が描く、無縁社会に生きながらも“つながり”を求めてもがく人々の物語。主人公は、さまざまな悩みを抱える人たちの孤独に寄り添い続ける女性。ある夜、一本の電話をきっかけに、彼女は自らの過去とも向き合うことになる…。
京都で活動する映画監督、映像作家
https://www.instagram.com/sibatayuma/
柴田有麿監督作品『適度なふたり』
出演者:永野宗典、藤谷理子
価値観の違い、そして夫婦とは何かを、ヨーロッパ企画の永野宗典、藤谷理子共演でユーモラスに描いたハートフルコメディ。
今まで遠距離で暮らしていた新婚夫婦。初めての共同生活に期待が膨らんでいたが…。
映画監督、脚本家。
https://www.yukikomishima.com/
https://www.yukikomishima.com/pages/2286214/profile
三島有紀子監督作品『インペリアル大阪堂島出入橋』
出演者:佐藤浩市、宮田圭子、下元史朗、和田光沙
監督自身の思い出の店である大阪・堂島の洋食レストランの閉店をきっかけに、在りし日の店を”記録“として残そうとした私小説的な一篇。佐藤浩市扮する、35年間店と共に歴史を積み重ねてきたシェフが再び希望を見いだす一夜を、圧巻の長回しで魅せる。
華道家元池坊の次期家元。
いのちをいかすという精神に基づき、西国三十三所の各寺院やニューヨーク国連本部で世界平和を祈念した献花を行っている。また、音楽や能、テクノロジーなどの他分野とのコラボレーション活動も展開している。
建築家。静岡県出身。
現在は一級建築士事務所を主宰し、住宅の設計や飲食店のデザインに携わる。
IKENOBOYSとして活動。
https://ikenoboys.com/
https://www.instagram.com/masahiro.kato_/
一級建築士。IKENOBOYS メンバー。三重県出身。
2016年、学校華道インターネット花展にて、文部科学大臣賞を受賞。
いけばなと建築の相乗効果を模索している。
2019年、いけばなから着想を得たアイデアで日本建築学会主催のコンペ入選。
2022年、建築の知識を応用したアイデア「balance」を池坊冬の男花展で試作。
いけばなは、一回性の美を感じることができるもの、人生を豊かにしてくれるもの。
https://ikenoboys.com/
池坊いけばなをより深く学ぶために学部、学年を超えて集まり活動中。
学内行事や日々の学内での作品展示はもちろん、店舗へ出向きいけばなを店内に展示。
様々なイベントに参加し池坊いけばなを勉強中。
http://www.ikenobo-c.ac.jp/
台湾台北市出身
華道部副部長
池坊短期大学2年
池坊いけばなの神髄を求めるために日本に留学。
華道とは「リラックスできる場所」
池坊短大のおかげで、茶道の稽古も始めている。
これから大谷大学に進学し、池坊に縁深い仏教の物事に探求し続ける。
長野県出身
池坊短期大学2年
私にとってのいけばなは、「自然」そして、「自分」と向き合えるものです。
京都市出身
池坊短期大学2年
日本の伝統文化である能楽や書道のお稽古を幼少期から続けている。
立命館大学卒業後、幼稚園教諭を目指し、幼児教育に加えていけばなや茶道を学ぶことができる池坊短期大学に入学。
華道とは「自分と向き合える場所」
岡山出身
池坊短期大学1年
いけばなとは、目に見えない気持ちや季節の移り変わりを一つの形として伝えることができるものだと考えています。
いけばなが好きな4人
花をいけて暮らしています。
https://inouetaichi.com/
デザイナー、アートディレクター。いけばなに魅了された青年。
小学生いけばな系ユーチューバー。いけばなは自分にとって癒し。
https://youtube.com/channel/UCLQPz4mXhCWoLvnXj6IwpYA
趣味はいけばな。世界的な庭園デザイナーの石原和幸氏に憧れて、石原氏の勧めで池坊いけばなを学びはじめた。
華道の未来を探求する福岡県出身の4人組。
見えないものを感じる心、言葉にできないものを感じる心を大切にしたいという想いでteamQUALIAを結成。
個性豊かな4つのピースがおりなす世界観でいけばなの新たな可能性にチャレンジする。
1985年池坊入門 いけばな教室QUALIA 主宰
いけばなも自分も『…らしくありたい』と日々、花と向き合う
https://ikenoboqualia.wixsite.com/ikebana
2018年池坊入門
草木と向き合う楽しさをいつか誰かに伝えられるよう…日々精進。
2017年池坊入門
生花店勤務を経てフラワー装飾技能士1級などの資格取得
より美しい一瓶を求め続けている。
2020年池坊入門
花屋勤務。植物を使った表現に魅了され華道家を志す。
「flowerをworkに活かす」。京都でいけばなを通じて出会った、働く女性5人のチーム。
いけばなを各々の仕事にどう生かせるかを日々模索しつつ、花との対話を楽しみ、花に癒されている。
「Moments of Life」---いけばなの新しい発展に胸を震わせつつ、花展経験者2名を柱に、現代を生きる女性の感性で映画と空間芸術の魅力を最大限に表現する。
茨城県出身。スポーツクラブマネージャー。
身体の健康だけでなく、「華の力でココロの健康も」を原動力に華道と仕事を両立している。
2021年には大阪花展に出瓶。
笑顔咲く、華ある癒しの空間作りが、心身の健康作りのサポートになるとの信念を持つ。
福井県出身。看護師。
生活に彩りを添えたいという思いから社会人より華道を始める。
池坊初生式や、旧七夕展コンクールへの出瓶経験あり。
生け花から得られる感動や癒しは心の栄養となると考えている。華道を通じて人々のQOL(生活の質)の向上につなげていきたいと考えている。
兵庫県出身。医師、一児の母。
大学院時代に本格的に華道を始める。
華道とは「自分を見つめる時間」。マインドフルネスと通じる。
稽古の後は頭がクリアになり、明日への活力が湧いてくるのを感じる。
京都府出身。社会人。
実家が宇治茶専門店を経営しており、幼い頃から茶道に触れる。店に飾りたい思いから、華道を習い始める。
華道と茶道を通して、伝統を大切にしつつ、日々の生活に文化的要素を取り入れたいと思っている。
京都府出身。起業家、一児の母。
和食料理人の夫は自分の店をかまえる夢を持つ。その夢のサポートとして、店に花が飾れるように華道を習い始める。
技術だけでなく、華道の「心」を学んでいると感じる。
自身も、起業を目指す女性のサポートをしながら、クライアントにも華道の心を伝えている。